ヒトの誕生第2~3時

 5年理科「ヒトの誕生」第2~3時の授業展開を書いてみます。

① 前時でノートに書いた「女性の体内で~受精という。受精した卵を受精卵という。」を読ませる。
② 子宮の絵を見せ、卵巣から出た卵子と精子が子宮のおくの管で受精することを説明する。
 (板書:子宮のおくの管で受精する。)
③ 受精する様子を寒河江氏作成のフラッシュコンテンツで見せる。途中、2つの問題を出す。
  (1) 卵子は1個です。精子はいくつやってくるでしょうか。
  (2) 何億と来る精子の内、受精するのは何個でしょうか。
④ 受精卵が子宮のかべにひっついて成長することを説明する。
 (板書:受精卵は子宮のかべにひっつく。)
⑤ 犬・ヒト・魚・亀・ブタの受精後の姿を見せて、予想させていく。
⑥ ヒトの受精卵が成長していく様子を映像で見せる。
⑦ 子宮の胎児の様子を寒河江氏作成のフラッシュコンテンツで見せる。
⑧ 子宮の中の胎児の様子を描かせる。
  (文字:子宮・たいばん・へそのお・羊水)
⑨ ノートを点検し、○をもらった子は宿題をさせる。
⑩ 起立して教科書を追い読みさせる。
⑪ 次の言葉を写させる。(板書:約38週間でたんじょうする。)
                     身長約50cm 体重約3000g
  (板書:たいばん→  酸素と養分  →へそのお)
          ←いらなくなったもの←
⑫ 赤ちゃんが誕生する瞬間を映像で見せる。
⑬ 今日学んだことを書かせる。

 ⑩で起立して教科書を追い読みさせたのは、宿題が子どもの目の前にあったからです。立たせて、教科書を両手で持たせる必要があるのです。
 今ひとつ授業として、しっくりいかなかったのは、拡散的発問がないからでしょう。子ども全員が活躍できる授業とは、いえないようです。

《今日学んだこと》
 あかちゃんはとてもしっかりしている。とても小さいたまごがこんなにせい長することにびっくりした。私も大人になったら2人ぐらいあかちゃんをうみたいです!5年生でいままでべんきょうしたので、このべんきょうが一番たのしかったのでテストもがんばりたいな~と思います!きぶん星3つ!!☆☆☆

(2006.6.12)