心臓と血液のはたらき

 6年理科「ヒトと動物の体」。詳しい授業展開を書き留めておきます。

①「体の中で大切なところを3つ書きなさい。」
② 書けた子から起立。5人ほどで止めて、立った子に3つとも言わせる。
③ 出ていないものがあったら、言わせる。
④「1番大事なものを赤で丸しなさい。」
⑤ 発表させ、同じ意見の子に手を挙げさせる。
⑥ 心臓のイラスト(4つの部屋に分かれているもの)を見せてから配り、気がついたことを3つ書かせて持ってこさせる。
 (ノリも配り、交代でノートに貼らせる。)
⑦ 板書、発表。それ以外のもの発表。
⑧「今からビデオを見ます。心臓と血液の働きをよく見ておきましょう。」
⑨ ビデオ・3つのとびら「追跡、血液ハイウェイ!」
  (静脈と動脈で、血液の色が違うのはなぜでしょう。で止め、何人かに意見を言わせる。)
⑩ 指名して、心臓の働き、血液の働きを言わせる。
⑪ 板書 心臓…血液を全身に送る。
     血液…酸素養分を送る。→全身  二酸化炭素を肺へ運ぶ。
        ↑  ↑
         肺  小腸
⑫ 心臓のイラストから血液の流れる向きを予想させる。予想と理由が1つ書けた子は持ってこさせる。(教師は○するだけ。)
⑬ 子どもの司会で話し合いをさせた後、弁の働きで血液が逆流しないようになっていることを告げ、正解を告げる。
⑭「酸素を多くふくむ血液は、右ですか左ですか。」
⑮ 左右どちらかを選ばせて、理由を書いて持ってこさせる。
⑯ 子どもの司会で話し合いをさせた後、壁の厚さに注目させる。血液を全身に送るために、左側の壁があつくなってることを告げる。
⑰ 今日学んだことを書かせる。

 昨日の2クラスは、ビデオを見せないで、プリントの絵から、流れの向きや酸素の多い方がどちらかを考えさせました。
 子どもたちの様子を見て、どうも分かってない気がして、今回は2時間続きなので、血液関係のビデオを見せてから、考えさせました。
 子どもの理解になるためには、内部情報が充分に蓄積されている必要があるようです。授業の組み立て方をもっともっと考えていかなくてはいけません。

(2006.6.13)