福山憲市氏の小刻み5分学習

 学力研の冬セミナーの講師である福山憲市氏が、『特別支援教育の実践情報 2014年11月号』で、「小刻みにくり返す学習とお楽しみ学習」という記事を書いていました。
 その中で、45分の授業を「小刻み5分学習」に仕組んでいました。
 例えば、6年国語であれば、次のような流れになっています。

1)音読・暗唱
2)漢字くん
3)ローマ字
4)辞典調べ
5)視写
6)ことわざ
7)プリント学び
8)その他

「5分集中すれば、次の学習が待っている。それが、学びのリズムになって、学習することを楽しむようになったのです。」と、福山氏は書いています。
 そして、5分ごとに子どもにこう言ったそうです。
「5分、とっても集中して頑張ったね。ありがとう。じゃあ、次の勉強に変わります!」
 たしかに、5分なら、頑張ってみようかと思えるものです。
 教科書を教える場合、どうするのかは疑問ですが。
 6年算数の場合、次の流れになっていました。

1)比  2)かけ算  3)わり算  4)約分・通分  5)まとめプリント  6)その他

 5分ずつなら、30分授業になります。2~5は、多分、比に関係ある学習なのでしょう。

(2015.8.10)