ソフトバンクが販売しているロボットPepper(ペッパー)は、嘘をつかないそうです。
「ペッパーくんは、カレーライスが好きですか。」
と質問した場合、ペッパーは何と答えるでしょう。
「うん、大好き。」
と答えたら、それはありえないこと言ってることになります。
なぜなら、ロボットはカレーライスを食べられないからです。
「みんなが大好きなカレーライスですか。でもぼく食べられないから。」
というような答え方をするそうです。
ペッパーは、自分がロボットであることを弁えているように設計されているそうです。
人間に近い存在だと思われると、できないことが多すぎるそうです。
家族だけど、ロボットですよ。という感じです。
この弁えることが、教師も大切ではないかと思います。
教師は大人であるということ。子どもと同じではないということ。
ついつい子ども目線で対応してしまいがちですが、子どもとは立場の違う存在であることを弁えることも大切なのです。
(2015.8.18)