1c㎡を意識した展開を

 4年の算数は、面積の学習に入りました。
 長方形の面積を求める方法が、啓林館では以下のように記述されています。

「たての長さを表す数」や「横の長さを表す数」という表現が、おかしいのではないでしょうか。たしかに5×7で35になります。でも、これではcmの単位が消えてしまいます。
 5cm×7cm=35c㎡ の方が、cmが2つ分でc㎡であるということが分かりやすいです。
 それでも教科書の考え方でいくなら、1c㎡ が縦1列に並んだ数×1c㎡が横1列に並んだ数とする方が、正しいように思えるのです。
 1c㎡をより意識した展開が、面積の学習には必要だと考えます。

(2015.10.14)