理科の所見

 6年のあるクラスの先生から、頼まれ事をされました。
 理科で顕著な子の所見がほしいということです。
 ここ3年間、所見を書いていません。何とか、理科ノートを見ながら、書ける子の所見を書いてみます。

・ヒトが生きていくために必要な物は何かを20も30も見つけることができました。
・率先して実験に取り組んでいました。
・心臓の働きと、ろうそくの燃えることをつなげて考えるなど、柔軟な思考ができます。
・授業のポイントをおさえ、自分の学びをしっかりと書きながら、スッキリと読みやすいノート作りができました。
・授業での学びを10行も20行も綿密に書くことができます。
・丁寧な字で、ぎっしりと読みやすいノート作りができました。実験の小さな変化に気付けるところが立派です。
・授業で学んだ重要語句を使いながら今日の学びを書くことができました。
・実験中の変化を目だけでなく、耳や音、においから気付くことができました。適度のスペースをとりながら、分かりやすいノート作りができました。
・学びだけでなく、自分の考えたこともしっかり入れながら、授業の学びをしっかりと書くことができました。丁寧なノート作りができています。
・ヒトやフナやイヌの体内を丁寧に詳しく描くことができました。
・授業で新しく学んだことに喜びを感じることができます。
・実験を時間も意識しながら、しっかりと観察することができました。
・定規で描いたかのようなキッチリとした字や絵で、ノート作りをすることができました。学習に対して、常に前向きに取り組むことができています。
・自分の予想を意識しながら、実験に取り組むことができました。自分になりの理由をしっかり持つことができます。
・数字も使いながら、授業の学びをまとめることができました。
・他の現象と比べながら実験の気付きを書くことができました。

 ここまでで一クラスのちょうど半分です。
 やはりノートだけでは書けることには限界があります。日頃の授業が映像として思い出せればいいのですが、どうやら無理なようです。
 日頃から、少しずつメモをする習慣をつけておく方がいいのでしょう。
 2学期から、単元毎の気付きをノートの見開きに書けるようにシステム化していくつもりです。

(2006.6.28)