「化学」の「化」は、3年で習う漢字です。
東京書籍の国語の教科書では、上巻の110ページに、同じところのある漢字として、紹介されます。
化─化石 美化係
花─学級の花だん 美しい花たば
「化学」としては使われていません。
巻末の「新しく習った漢字」のところには、「化学・緑化・化ける・化かす」が載ってますが、化学の意味は書かれていません。
もしかすると、5年社会の工業の「化学工業」が初めてなのかもしれません。
今回、「人を幸せにするために化学の力でどんなことができますか。」を扱うならば、5年社会で出てくる「化学工業」と、そこで生まれる製品については扱う必要がありそうです。
石油化学製品だけでも、プラスチック、合成繊維、合成ゴム、塗料、合成洗剤、界面活性剤、薬品・肥料などがあります。
合成繊維は、せんい工業に思えますが、合成繊維から服に仕上げるのが、せんし工業になるのでしょう。
上記の化学製品がない社会を考えると、化学製品の力で人を幸せにできているともいえるでしょう。
(2015.12.18)