捨てるのには意思がいる

 中谷彰宏『なぜあの人は整理がうまいのか』(2009.7ダイヤモンド社)より。

 ほうっておくとモノは増えます。
 増やすことに意思はいりません。
 意思がいるのは、減らすこと、捨てることです。
 捨てていてはじめて、モノは同じ量を保ちます。
 100のうち80を捨てても、残りの20がまた100になります。
 20と100の間で行ったり来たりしているのが一番正しい整理の仕方です。

 今日、原田さんが年賀状を印刷するために、我が家に来たので、久しぶりに片付けと掃除をしました。
 ふだんは、減らすことと捨てることに意思を向けてないので、モノは増える一方です。そのため、片付けは捨てることから始めます。
 どうせ捨てるものをこれまでは、机の上や床の上、ソファーの上に置いていたわけです。
 要するに、ゴミを捨てずに置いていたのと同じことです。
 片付けて掃除をすると、家の中はスッキリします。
 この状態を常に維持できればいいのですが、減らすことと捨てることに意思を向けないので、また100の状態に戻るわけです。

(2015.12.28)