水木しげる『水木サンの幸福論』(KADOKAWA)の「幸福の七カ条」です。
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
上記の本を読んだわけでなく、『サンデー毎日2015.12.20』で小池一夫氏が、記事の中で、上記の七カ条を引用していたのです。
第一条~第四条までは、結局、自分が好きだったり楽しかったりやりたかったりしたことをするのが幸福につながるよ、と言っているわけです。
仕事にしても生きるにしても、楽しいことばかりあるわけではありません。ただ、自分の今の仕事や生きることに、一つも楽しいことや好きなこと、したいことがないようであるなら、今の仕事や生き方を見直すべきでしょう。
第五条の「努力は人を裏切る」というのも、納得できるところがあります。特に人間相手の仕事は、相手次第でどう転ぶか分かりませんからね。
(2016.2.3)