2016年6月12日の産経抄です。
米国の実業家、カーネル・サンダースは1006回目の挑戦でようやく笑ったという ▼フライドチキンの独自製法とフランチャイズ方式の売り込みが成功するまでに要した、交渉の回数である。机上の計算だと、可能性1%の物事は450回挑めば99%の確率で報われる。可能性が0.5%でも、2千回の挑戦で成功確率は99.9956%になるらしい(『知ってトクする確率の知識』サイエンス・アイ新書)
カーネル・サンダースは1006回の挑戦ですから、成功の可能性は0.5%よりも高く1%よりも低かったということです。
それを思えば、私が日々取り組むことは、成功の可能性が30%だったり50%だったりするので、たいていは数十回挑めば、成功できるわけです。
今、私は、講座特典用の冊子(サークル作成)と『高学年の授業づくり』の本を書いている途中です。この2冊の本を日本標準で出版したいと思ってます。
一般の先生にとっては、「本を出版する」ことは、とても低い可能性に思えるのかもしれません。でも、私にとっては、自分が書けさえすれば、100%近く出版できると安易に考えています。『絵になる百マス計算プリント』も『2つの発問で組み立てる授業』も『同音異義語習熟プリント』も、自分の提案で出版できたので、それが自信になっているのでしょう。
(2016.6.15)