グリットという言葉をご存知ですか。『PRESIDENT2016.7.18』の茂木健一郎氏の連載「先天的才能が低くても成功する人の特性」に載っていました。
最近、注目されている精神的な特性に、「グリット」がある。日本語で端的に表現すれば、「根性」になるのだろうか。困難にも負けず、長い間、努力を続け、闘志を持ち続ける精神力が、成功につながるとされる。
あることに、いくら才能があっても、少々の失敗や挫折でやめてしまえば、成果を出すことができないでしょう。逆に、才能がなくても、失敗や挫折に耐え、挑戦し続けることができれば、成果や成功がついてくるものです。
グリットの研究で知られる米国ペンシルヴァニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワースさんによれば、グリットは、「知能指数」などの、通常の意味の才能よりもはるかに正確に、その人が成功するかどうかを予想するうえで役に立つのだという。
その研究成果のデータや、才能はないけど努力で大成した人のエピソードを集めると、授業が作れそうです。
上記の記事では、マラソン選手の有森裕子やスティーブ・ジョブズが、グリットの事例として、紹介されています。(ジョブズは、才能がない人とはいえないような気がします。)
(2016.6.28)