井上裕之『「学び」を「お金」に変える技術』(2012,9かんき出版)より。
勉強の成果には、
①自分が望む自分像にどんどん近づいていかれること。
②人生が豊かになっていく実感が得られること。
③実際に収入が増え、物心ともに豊かな暮らしができるようになること。
などがあげられます。
我々教師は、毎日、学校で子どもたちに勉強を教えています。
でも、上記のような成果を子どもたちに実感させてるかといえば、難しいです。
新しいことを知る、分からなかったことが分かる、テストで点数がとれるぐらいなことしか、成果として実感させてないような気もします。
特に、③の収入に関しては小学校の段階でどうしようもないのですが、せめて勉強によって、学校生活が豊かになることを実感させたいものです。
紹介した書名の「学び」を「お金」に変えるというのは、勉強の成果を目に見える・手で触れるような具体的なものに変える、ということともとれます。
アシストを漢字二文字で書くと「補点」だと、前に書きました。
現世利益につながるような授業プランも考えてみてもいいかな、とも思っています。
(2016.8.27)