触角のある生き物は?

 モンシロチョウの体のつくりの授業をしました。(3年理科)
 授業の流れは、だいたいパターン通りです。

①モンシロチョウの体のつくりの絵と言葉をノートに写す。
(教師も、黒板にチョウの絵と言葉を簡略にかく。)
②気がついたことを5つ書く。(ノートを持ってきて板書。)
③チョウに色をぬる。
④さらに気がついたことを5つ書く。
⑤全員が②の気付きをいくつか書いているところで、板書を発表させる。
⑥板書の気付きを元に、子どもと問答する。

 最近、子どもの意見を元に問答を通して、授業できるようになってきました。
「むねがほそい」という意見があれば、「何とくらべてほそいの?」と問い返し、どっちかというと腹の方が細いことを全体に気付かせたりします。
「しょっ角が長い」や「しょっ角の先が太い」という意見から、触角の働きを考えさせ、「触角のある生きもの」を1分間で書かせました。
 コオロギ・バッタ・ゴキブリ・クモ・ダンゴムシ・蛍などが出た後、私の方では猫のひげが触角と同じような働きをすることを教えました。
 理科の授業は、不思議を子どもと一緒に考えることができて楽しいです。

(2007.6.19)