ブライアン・R・リトル著、児島修訳『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』(2016.7大和書房)では、
問題を自分でコントロールできると考えている人…自己解決型
他者や環境に依存する人…他者依存型
と呼んでいます。
自己解決型と他者依存型は、目標達成において大きな違いがあるそうです。
自己解決型は「事前準備」を、他者依存型は「事後対応」をする傾向がある。
その人の行動を観ていて、何か事が起こってから慌てて対応するような人は、他者依存型といえるでしょう。11月にある授業づくり一日講座の準備を1月から始める私のようなタイプは、典型的な自己解決型といえるのかもしれません。
一方、自己解決型は、セルフモニタリングが低いといえます。
セルフモニタリングの高い人は、周囲の変化に敏感で、状況に応じて対応することができます。人間関係も円滑に進められるそうです。そして、会社の中では、出世しやすいという研究結果もあるのです。
要するに、管理職に向いているのでしょう。
私は出世向きではなく、周りの状況に左右されずに、自分の価値観で生きていくのでしょう。
(2016.10.13)