プレゼンで気を付けたいこと

 山下りょうとく『カリスマ予備校講師が教えるプレゼンターのためのパーフェクトバイブル』(2016.9クロフネ電子出版)の中に、プレゼンで気を付けたい10のポイントがあります。

(4)自分の持っている(人間関係を含む背景)知識・情報・前提などを、聞き手も同じレベルで持っているとは限らないということを頭に入れて話す。「この程度のことは聞き手[受講者」もわかっているだろう」とたかをくくって、はしょった説明をしたり、また専門用語を使いすぎて失敗することがないようにする(できる限り専門用語は避ける)。

 教師としての経験年数が増えれば増えるほど、気を付けないといけません。

(8)聞き手[受講者]が持ち帰ることのできるお土産[メリット・利益]がどれだけ入っているか。

 自慢話やエピソードで終わらないようにしなくてはいけません。

(10)「入り口」と「出口」を意識する。「入り口」はできるだけ敷居が低く、誰しもが食いつきやすい事例・たとえ・エピソードにする。しっかりと聞き手[受講者]の心をつかんだところで[出口]、つまり結論へと誘導する。

 ミニ講座の「授業づくりで教師修業」の話も、聴き終えた参加者が、明日からの実践に活かせる結論へ導きたいものです。

(2016.10.23)