点と点をつなぎ、自らに問う

『PRESIDENT2016.12.5』で紹介されていた言葉です。

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎ合わせることなどできません。
できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
スティーブ・ジョブズ『超大国アメリカを支える思想「プラグマティズム」入門』より

 そのときそのときでがんばってきたことも、未来の自分から見れば、つながってみえるということでもあるでしょう。過去の自分の仕事が、未来の 自分の仕事へ昇華させることができるかもしれません。
 一方、若い内から、自分の未来が見えているようでは、ある意味、わくわくできなくて退屈になるかもしれません。

偉大な哲学者の理論は、万能な解決策にはなりえません。
人生では、哲学者の言葉ではなく、自分の言葉で自分の問いを立て、考える必要があります。
自分の問いを自分の言葉で考え語れれば、それがあなた自身の「哲学」なのです。
『東大教授の白熱講義120分 ズバリ解明「なぜ、あなたはすぐ不安になるか?』より

 日々、授業の発問を考えている教師ならば、自分の問いを自分の言葉で考えることも可能なはずです。自分の言葉、とはいっても、様々な情報を人や書物など外から取り入れ、自分流に加工しているだけでしょう。

(2016.11.16)