2016年11月27日の「帰って来た村野聡セミナー」でとったメモです。
講座2 明日にも使える作文指導のエッセンス
『いい文章には型がある』
体験→感想→思考 ハムスター→ペット お母さん→家族 野球→スポーツ
6年国語の「随筆を書こう」も、体験・感想・思考の型を教えると書けるようになる実践です。思考のところでとりあげた題材を一般化することがコツです。
講座3 アクティブ・ラーニングの正体
①全員発表の場面を毎日作る。(指名なし発表の乱発)
②本気の音読を毎日行い、声を鍛える。
(討論や話し合いで「通る声」が出るようになる。)
③毎日文章を書き、書くことに対する耐性をつくる。
(ノート指導は日常的作文指導) アウトライン(主張、列挙、引用、定義、反論)
④集合知の授業を毎日する。(質疑応答→討論へ移行)
子どもの意見に「解釈」が入っていくと討論になる。
討論 ①まずは全体に反論 ②反論からの逃げ方を教える。
③停滞した時の対応を教える。 ④周りにふることを教える。
⑤助け方を教える。 ⑥意見を変えることを教える。
講座4 村野式教科書教材の料理法
まず書き方を教える。 単元に習熟段階を位置づける。
①取材(教師が作る) ②構成(教師が作る) ③記述(ここから) ④推敲 ⑤交流
講座5 総合学習のカリキュラム・デザイン
全身→飛翔→顔アップ
講座6 新型学級崩壊から帰ってきた男の話
非定型うつ病(新型うつ病) →練習、仕事、他人事
「先生は今回のことは全て分かっている。正直に話すことを見ているんだよ。」
説教ではなく、選択肢を出して自己決定させる。
ライフスキルを入れる。「友だちに何て言ったらよかった。」
黒板の右はし「勉強して賢くなる」
左はし「友だちと仲よくする いじめ・差別のないクラス」3日問ぐらい残しておく講座7 Q&A
対応しない対応もある。 前を見て、目に力を入れ、2倍速で歩く。
頑張っている子に目を向ける。
日記、書かせっぱなしはダメ。
A,B,AAと並べ、AAを紹介。丁寧さや漢字の量で評定することもある。
指名なし、「立った順に発表するんだよ。」
刺激的な講座でした。今回は懇親会まで参加しました。参加者は楽です。
(2016.11.29)