同じく『プレジデントFamily2017年冬号』に、「がん克服!超長寿!肉体強化!輝く医療の未来」という記事もありました。まとめてみると、
【どんな病気も治せる時代】
1)動物の体を使った臓器工場…ヒトのiPS細胞で動物の体内に人間の臓器を作る。
2)治療法を提案する人工知能…人工知能がCTスキャン画像を見て病状を判断する。
3)狙った遺伝子を改変できるゲノム編集…エイズ治療やがんの研究、牛の筋肉量を抑える遺伝子の働きを止めて肉の量を増やすなどの産業利用できる。
【老後もずっと健康に】
1)重い荷物も楽に持てるパワードスーツ…脳から筋肉に発する電気信号を読み取り動く。
2)超軽量!炭素繊維の人工骨格…骨を炭素繊維で治療、代替することもできる。
【誰もが超人になれる】
1)第三、第四の腕エクストラ・アーム…単純作業や肉体労働を行う第三・第四の腕が開発中。
2)全盲でも目が見えるようになるバイオニックアイ…眼球の側面に付けたチップが光を検知し、電気信号を脳に送り、脳が映像として捉える。すでに成功例あり。
3)イメージだけで機械を動かすブレーン・マシーン・インターフェイス…脳信号でロボットアームなどの機器を動かしたり、直接脳に電気信号を送ることで手触りを感じさせたりできる。
10年後、20年後の世界が楽しみです。
(2016.12.8)