正多角形の学習でとまどう

 5年算数「正多角形と円」は、油断をすると授業が成立しなくなります。
 正確な正多角形を描くためには、分度器を正しく使えなければいけません。
 さらに、それぞれ時間差が出ます。
 正確に描けたかどうかを確認するために、答えのトレーシングペーパーを用意しておくべきでした。
 早く終わった子用の追加課題として、角の大きさ108度(正五角形)、144度(正十角形)を用意して出すべきでした。
 さて、上記の正方形・正六角形・正八角形を描かせたあと、向かい合った頂点を結ぶ対角線を引きます。正方形、対角線が2本などで交わる点は必ず1つになります。
 でも、正六角形なら向かい合った対角線は3本、正八角形だと4本なので、正確な図形でなければ、交わる点が1点になりません。
 それゆえ、正確に描けてるかどうかを確かめる方法にもなるわけです。
 一方、私が白板に正確な正六角形や正八角形を描くのは、難しく、時間がかかります。あらかじめiPadにこの図形を入れておく必要がありそうです。

(2017.1.13)