病気や悩みに焦点を当てない

『サンデー毎日2017.2.26』に「驚くほど楽に生きられる!自分を変える10の思考法」という記事がありました。

 落ち込みや悲しみ、嫉妬の感情から抜け出せない時、「こんな自分ではダメっだ」と感じる。変わろうと努力しているのに、うまくいかないと悩む人に、専門家が教える「思考法」を紹介しよう。

と、前書きにあります。最近、担任をしてないせいか、落ち込むことも少ないので、あまり今の自分には必要ない記事ですが、内容は興味深かったです。
 例えば、がんを告知された時の対処法が書かれていました。

 病気にかかることは個人ではどうにもできない部分があるが、治療法を選び、自分が望む生活を送ることはできる。森山医師は「これからどうなるの?と考え続けても、前に進まない」と強調する。「がんが治る、治らないは医師にも分かりません。自分の状況を整理し、冷静に治療法を選択する一方で、がんを治すことだけを人生の目的にしない。自分らしく生きられるかどうかが、患者の幸、不幸を分けると思います」(森山医師)

 病気になるとその病気のことばかり考えてしまうものです。悩みにしても同じ、悩んでいることばかり考えて、その悩みの解決だけを考え、行動してしまいます。
 自分がその他に「何ができるか」にも目を向けていくべきなのです。

(2017.2.16)