理科ガイダンスの検討

 昨年度までの理科専科は、「理科ガイダンス」のプリントを出していました。
 そのプリントの文章を視写しながら、そのまま使うところと、修正するところを考えていきます。

(1)「理科室」に行くには、クラス全員、並んで行く。

 バラバラに来られても授業はしにくいので、これはこのまま使います。

(2)「理科」の持ち物
 道具箱のふたに、理科の教科書、ノート、下敷き、筆箱、クーピー(色鉛筆)
 はさみ、のり

 授業で使わないものはなるべく持ってこさせたくないです。迷っているのが、はさみとのりです。プリントをノートに貼らせることがあるなら、のりは入ります。プリントを切る作業をなければ、はさみはなしでもいいわけです。

(3)「理科室」の座り方
 ◆毎月、席替えをします。(以下、略:荒井)

 席替えについて詳しく書いてありましたが、週2回しかない理科で、月1回の席替えは多すぎます。3学期制なら、学期の始めに1回でもいいぐらいです。
 席替えのことより、男女となりあわせの席にすることを入れようと考えてます。
 席替えは、番号を振ったわりばしによる男女別々のくじ引きです。
 一番後ろだと見えにくい子は、その子の引いたくじの番号を確認して、一番後ろなら、前の方の番号と入れ替えてから、くじの番号を提示させます

(4)ノートの書き方
 ◆必ず下敷きを引いて鉛筆で書きます。(シャープペンシルはダメ)
 ◆黒板に書かれた内容は、最後まできれいに写すこと。但し、あまり汚いと書き直しになる。

 だいたいこのままでいいでしょう。「きれいに」は「ていねいに」とします。

(5)忘れ物をしたら
 ◆理科の教科書は、基本的に他クラスから借りてくる。但し、借りてきた事を告知する。(忘れ物に入らない。)
 ◆ノート忘れの時は、先生からプリント(B5)をあげます。それにきれいに書いてノートに貼ります。

「借りてきた事を告知する」必要はないと、私は考えるので、これはカットします。忘れたことを事前に解決できているなら、わざわざ教師に報告する必要もないでしょう。
 ただ、学級なら、習字や絵の具道具の貸し借りは、なるべくさせたくない。
 なぜなら、墨汁や絵の具を実際に使うことになります。そこには、お金がかかっていますから、簡単に貸し借りを認めてはいけないでしょう。
 理科の教科書は、書き込みをさせない限り、問題はないでしょう。

(2017.4.9)