6年の理科は、4クラス教えています。
「人間が生きていくために絶対に必要なものは何か。」の発問のあとは、呼吸の実験として、はいた空気の二酸化炭素が増えているかどうかを石灰水で実験しました。
でも、今日、4クラス目にして、やっと、その前にしておくべき発問が思いついたのです。
「吸った空気はどうなるか。」
体の中に取りこまれるや、別の気体になって出てくる、酸素を取り入れて二酸化炭素を出すなどの意見が出されます。
正解を言う子もいますが、気にせず、発表させます。
この発問を思いついたのは、消化の学習に入るクラスで、
「口の中から入った食べ物はどうなるか。」
を思いついたからです。
どちらの発問も、鼻や口の中から取り入れられた物(空気や食べ物)がどうなるかを聞いています。
取り入れられた物が、そのままで出てくるわけはありません。
どんな変化かが起こることを考えることが、実験へとつながるのです。
(2017.5.17)