常に考えさせるための出力

 ジュガールの授業で、左の「電気が利用できる世帯の割合」のグラフを提示しました。
 ただ、授業ですから、これをいきなりそのまま提示しては、子どもたちの学びが弱くなります。
 効果的な出力を考えるならば、まず、情報量を減らすことが必要です。

 右のように農村部・全体を隠し都市部の電気が利用できる世帯の割合をまず予想させるのです。
 予想の後、都市部の棒グラフを提示し、「都市部の反対は何ですか?」と問い、「農村部」という言葉を子どもたちに言わせてから農村部を予想させ、グラフを提示するのです。(常に考えさせるのです。)

(2017.8.12)