母語の力をつけるための外国語

 昨日の午後2時から、小学校英語の全体研修会が高槻の現代劇場でありました。
 夏休み明けの初日の午後を拘束されるのは、まったく困ったものですが、全体講演の直山木綿子氏の話は聴き応えがありました。
 京都弁ばりばりで話されました。(それでいて英語はペラペラです。)
 演台から降り、客席を歩きながら、たまに参加者を指名しながら話をされました。(押しの強い人でした。)
 来年度から高槻市では、3,4年で35時間、5,6年で70時間の英語活動が入ってきます。平成32年度全面実施に向けての先行実践です。
「新しいものには、不安感と負担感はつきものです。」
 その通りです。
「でも、やらなしゃあないねん。」
 先行実践では、まだ教科書がありません。でも、教材冊子や指導書、授業コンテンツのデータなどは、全て用意してくれるそうです。
「母語の力をつけるために、外国語をもってくる。」
とも言っていました。比べるものが必要だからだ、とも言っていました。
「言語は思考を盛る器」だとも言っていました。
 強烈な話し方でしたが、パッションとミッションが伝わってきました。

(2017.8.26)