4年算数で徹底したいこと

 4年の算数全体を振り返り、年度末には復習したいことをピックアップします。

1)大きい数…4けた区切りで、兆・億・万をつけて読めればいい。
2)角と角度…分度器の使い方を覚えさせる。三角定規の角度を覚えさせる。
3)およその数…四捨五入ができるようにする。
4)小数のたし算・ひき算・かけ算…筆算の書き方の違いを意識させる。
5)四角形…直角・垂直・平行・平行四辺形・台形の用語と定義を覚えさせる。
6)わり算…3けた÷2けたのわり算のやり方に習熟させる。
7)分数…仮分数を帯分数に、帯分数を仮分数に直せるようにさせる。
8)面積…長方形と正方形の面積の求め方に習熟させる。面積÷縦、÷横もできる。

 以上です。折れ線グラフや直方体・立方体、小数のわり算などは、カットしました。4年の段階では、まだ習熟できてなくていいと判断したのです。
 例えば、小数のわり算(かけ算)も、整数で割ったり、整数をかけたりするので、小数点の移動がありません。要するに、普通のかけ算・わり算の筆算ができれば十分なのです。
 分度器や大きな数は、5年の最初の方の単元で使うことになるので、特に習熟させておきたいです。5年のスタートで、できなくて自信をなくすと、その後も尾を引いていくからです。

(2017.9.27)