金貸し業は、貸した金が利息を伴って返ってくるからこそ、成り立ちます。
もし、貸した金が返ってこなければ、大損です。
それゆえ、貸した金を返すように、催促するわけです。
最近は、インターネット上にあるビッグデータによって、その人が今までどれだけお金を借りてきたかが分かるようになっています。
それだけでなく、借りたお金をきちんと返すのか、なかなか返さないのかが分かったりします。
そうなると、金貸し業も、相手を見て、お金を貸すようになります。
そうなると、金を借りる方は、低金利の所ではなかなか貸してもらえず、より高金利の所で借りるようになります。
高金利の金貸し業は、お金が返ってくる可能性の低い人に貸すわけですから、逃げられないように定期的に見張ったり催促したりするので、それなりの労力はかかるわけです。
さて、そんな金貸し業の中で、変わった業者がありました。
お金を借りた人が、そのお金を返すことができるようになるためのサポートをするのです。失業していれば、履歴書を書く手伝いをし、面接の練習もし、ちゃんと仕事をしてお金を稼げるよう導くのです。(ここを授業で扱いたいのです。)
(2017.11.4)