『週刊朝日2017.11.24』に「ブチ切れ老人にならない!!」ための記事が載っていました。
精神科医の立場からはshould thinking(べき思考)を捨てることが、ブチ切れ老爆にならないことにつながると和田秀樹さんは言う。
「自分はこうあるべきだ、こうでなくてはという思い込みがあると、それができなかったとき、自分に腹がたつでしょう?それと同じように、まわりもこうあるべきとガチガチに考えていると、それが自分の思い描くレベルでないと、ムカつき、キレてしまう。should thinkingは自分で自分を追い込むことになります。こういう『べき思考』は持たないよう、心がけましょう。」
自分がこの「べき思考」になってると思えることが多いです。
例えば、夏の職員室の冷凍庫。氷を入れるボックスがよく空になっています。私は氷を使ったら、製氷皿の氷をボックスに入れ、新たな氷を作るようにしています。でも、冷凍庫を開けると、氷の減ったボックスを見るばかりで、製氷皿で氷を作る人はほとんどいないようです。
「なんでこんなことができないんだ」
と、少し腹が立ちます。これが、すなわち「べき思考」でしょう。
年を取って、怒りっぽくなってることを自覚しなくてはいけません。
(2017.11.18)