『新しい理科5』(東京書籍)の「人のたんじょう」にこう書かれています。
女性の体内でつくられた卵(らん)(卵子)と、男性の体内でつくられた精子が結びつくことを、受精といいます。受精すると、人の生命がたんじょうして、受精卵は成長を始めます。
受精卵は、女性の体内にある子宮の中で子どもに育ってから、うまれてきます。
この記述を扱う前に、植物とメダカのたんじょうの仕方を扱いました。
「花から実へ」では、上記と関連する記述が離れた所に3文ありました。
おしべの先からは、粉のような物が出ていて、これを花粉といいます。
めしべの先に花粉がつくことを、受粉といいます。
受粉すると、めしべのもとの部分が実になり、中に種子ができます。
この3文を「人のたんじょう」の文章と同じ組み立てにしてみます。
めしべの先に、おしべの花粉がつくことを、受粉といいます。受粉すると、めしべのもとの部分が実になり、中に種子ができます。
「めしべを人に例えると女性だね。おしべは?」 ・男性。
「赤ちゃんは何かな。」 ・実? ・種子。
この後、メダカのたんじょうの文章も紹介してから、人のたんじょうの文章を見せます。メダカと人はほとんど同じことが分かるのです。
(2018.1.12)