不得意を活かす

 私は絵が下手です。その下手さを授業に活かしてみました。
 理科の授業で時間が余ったので、20の扉をしました。
 今回は、私が紙に描いた絵(理科に関係するもの)を当てるのをしました。描いた絵は、正解するまで見せません。
「それは植物ですか。」「いいえ。」
「それは実験器具ですか。」「いいえ。」
「それは生き物ですか。」「はい。」
という感じで、やっていきます。
 描いた絵は、アリ・顕微鏡・ソーラーカー・乾電池・温度計・空気鉄砲です。
 理科の学習に関するものなので、これまでの理科の学習を思い出すきっかけともなります。
「3年で習いました。」
「ポンっていいます。」
 正解が出たあとで、絵を見せます。
 絵が下手なので、大爆笑となります。
 学習をしながら、子どもを笑わせられるのが、いいです。
 うまい絵で、ホォーと言わせるのも、またいいのでしょうが。

(2011.6.6)