ともこさん問題の作り方

 光村の国語2年に、「ともこさんはどこかな」という教材があります。
 見開きで遊園地の絵が載っているだけの教材です。
 タイトルの右端にねらいみたいなものが書いてあります。
 だいじなことをおとさずに、話したり聞いたりしよう
 講座の中で、3人の先生が模擬授業しました。
1人目の方は、どんな人がいるかを言わせたあと、ともこさんを1人決めさせ、他の参加者にそのともこさんの特徴を言わせます。それを見つけさせるのです。
 2人目の方は、「ともこさんはワンピースを着て、うさぎのぬいぐるみを持ってます。」と言って、いきなり見つけさせます。次は、「ともやくんが…」と言って探させ、その後、教師がノートに言った条件をノートに書かせていきました。
 3人目の方は、地図帳探しのように、1番に見つけた参加者が問題を出していくようにしました。
この後、伴先生が代案授業をしました。「今から、ともこさん問題を作ります。」ノートにともこさんがどこにいるか分かるような問題を書かせていきました。できるだけ短い条件で分かる方がいいのです。発表の後、2文で確定させることを要求されました。「場所があって、物があって、出てないものがあります。」
「水飲み場、前から2番目」という何番目という言い方を示してくれました。

(2011.6.19)