メイク・ア・ウィッシュ

 メイク・ア・ウィッシュの授業をしました。最初に、『しょうちゃんの夢のバス』にある2枚の写真から気付きを書かせました。

1)車いすにのっている男の子がバスの運転手の服を着ている。
2)昔の写真みたい。
3)人がいっぱいいる。
4)みんな車いすの子にだけ優しくしているように見える。
5)バスの前にいろんな人が立っている。
6)行き先に病院と書いている。
7)車いすに乗った子の家族がいる。
8)まんなかにメガネをかけた人がいる。
9)病気だとおもう。
10)ひきみちょう行きのバス
11)記念さつえいしている。
12)8人家族
13)クルマイスにのっている。
14)バスの運転士の人もいっしょにしゃしんにうつっている。

 1)で、バスか電車かを検討しました。全員がバスと考えたので、バスだといえる理由を言わせました。バックミラーがあることや、バックに車があること、線路が見えないことなどの理由が出されました。
 2)の根拠を聞くと、「服がダサイ」と言ってました。 
 8)で、「まんなかの人は目が悪いと推理できます。」と、私が言いました。
 10)で「ひきみちょう」ってなに?と、あえて聞きました。ちょっと冗談で、「ちょうちょのことかな」と言ったりもしました。
 11)が取り上げるといい意見です。「そう、これは記念写真です。」と肯定。「では、何の記念写真でしょうか。」と問います。
「寿命が短いから最後の記念写真。」
「病院から退院したお祝いの写真。」
 この写真は、しょうちゃんがバスの運転手になる夢をかなえた記念写真なのです。子どもたちから近い意見が出てました。
 このあと、しょうちゃんのお話を読んでいきました。
 メイク・ア・ウィッシュは、難病の子の夢をかなえるボランティア団体です。
 私が作ったクレジットカードには、「MAKE・A・WISH」と印字されてます。
 クレジットカードを使うと、何%かが、メイク・ア・ウィッシュの団体に寄付されるようになっているのです。
 いずれ機会があれば、子どもたちに見せてあげようと思ってます。
 自分が夢をかなえることは素晴らしいことです。そして、人の夢をかなえるお手伝いをすることも素晴らしいことだと、私は思っています。

(2011.6.21)