パイナップルの実がどのようになるか予想をさせました。次に、パイナップルを横に切ると、どうなってるかも予想させました。
次の日、インターネットで実のなり方を調べてくる子がいました。
1日目に、切らないくて、正解だったわけです。
パイナップルは、太い茎が伸び、その先っぽに実がなります。不思議です。
そのことを絵に描いてから、パイナップルの上中下どの部分がおいしいか予想させました。多数の予想は中でした。こういう選択肢では、真ん中が選ばれやすいものです。
パイナップルを上中下に輪切りし、まずは上の部分から食べさせました。
その次は、中ではなく、下を食べさせました。味の対比をはっきり分からせるためです。
下の部分を食べ始めると、
「おいしい。」
との声が、あちこちで挙がりました。一目というか一味瞭然なわけです。
「甘さが下の方にたまるので、下の方がおいしいのです。」
というと、子どもたちは納得した顔をしていました。
実のなり方とセットで味のおいしさを考えるから分かることですね。
(2012.6.14)