授業の導入

 明日の研究授業(図工)の導入を考えてみます。
【第1案】「不思議な世界を絵にした人がいます。」
 こう言えば、ダリの写真を提示しないといけません。
【第2案】「不思議な世界の絵です。」
 スッと絵の提示に入るので、これがよさそうです。

1)「不思議な世界の絵です。」ダリの記憶の固執をプロジェクターで映す。
2)「ダリという人が描きました。この絵の不思議な所はどこですか。」
3)子ども「時計がまがってる」「そう、物の性質を変えているんですね。」

 この後、他の絵を見せながら、「別の物を組み合わせてる」「物の大きさを変えている」「ありえない世界を描いている」などの不思議さのポイントを押さえていきます。
 授業のスタートがマルチ発問になってないところに不満を感じます。
ただ、1時間しかないので、1枚の絵でたくさんの意見を出させていると、それだけの授業が終わる可能性があります。
 全ての絵における共通点を発表させたい気もします。どの絵も、本物を模して描かれていることです。本物を不思議に変えてるからこそ、余計に不思議さが引き立つわけです。

(2012.6.28)