イライラするエレベーターが、あります。
それは、現在、どの階にエレベーターがいるのか表示がないもの。
なぜなら、どのくらい待ったらいいのか、検討がつかないからです。
もしかして、動いてないのではないか、とも思えてしまうのです。
教室で全員起立させて、読めた子からすわらせる、という方法があります。
これは、読む子に緊張感を与えるという意味もあります。
でも、それ以上に、読み終わった子が、あとどのくらい待てばいいのかが、わかるという良さがあるのです。
他にイライラするのは、職員会議や朝会などでの、長いお話。いつ終わるかわからないからこそ、1分もこえて話されると、ほんとイライラしてしまう。
そんな時、イライラしない方法は、腕時計のストップウォッチで、こっそり、時間を計ってしまうことです。
すると、5分以上の長話でも、「もう5分もしゃっべってやがる。今までの中で、最高記録だな。」という具合に、ちょっと楽しむことができます。
まあ、エレベーターや、はたまた信号の待ち時間だって、本でも読んでいれば、いい読書時間ができた、と得した気分にもなれるものです。(1999.5.7)