研究授業②

 ラフスケッチを描かせる前に、描くためのステップを例示しました。
「先生は、まずパソコンを描くことにしました。」
「パソコンを不思議にするには、どうしたらいいですか。」
 発表後、ネクタイ型パソコンを提示し、
「これに合うバックに何を描けばいいですか。」
 発表後、ワイシャツの人間(顔はリンゴ)を提示し、ネクタイ型パソコンを貼り付けました。
「まずは、描きたいものを決めます。」
「決めました。」という子がいたので、何を描くかを聞くと、「地球」と答えたので、「何を見て描きますか」と問うと、「地球儀」と答えるので、「すぐ、とっておいで」と言って、隣の部屋に取りにいかせました。
 いい例を出してくれました。
 この後は、隣の部屋に描く物を探しにいったり、廊下で建物を描いたりと、子どもは自由に散らばって、ラフスケッチを描き始めました。
 スラスラ描ける子は、3枚も描いていました。
 授業終了5分前に集め、紹介してくれる子のラフスケッチを紹介し、どこが不思議かを発表させ、授業を終了しました。

(2012.6.30)