やる気をなくさせる言葉

 赤坂真二氏が、学力研の高学年講座で、
「ふわふわ言葉だけやってもダメ。」
という話をされていました。
 ふわふわ言葉の対極にある「ちくちく言葉」も扱い、その言葉から受ける嫌な感じを体験することが大事だそうです。ちくちく言葉の嫌な感じを体感するからこそ、ふわふわ言葉のすばらしさを実感できるのです。
 今度の研究授業で、「やる気を出させる言葉」を子どもたちに考えさせます。 でも、それだけではダメなのではないでしょうか。
 対極にある「やる気をなくさせる言葉」も扱わない必要があるのでは。

1)できるわけないって。         2)おまえには無理だよ。
3)なに無駄なことやってるんだよ。    4)がんばるなんて、かっこわるい。
5)もうやめたら。

 ただ、上記のような言葉で「なにくそ」とがんばる子もいるかもしれません。
 逆に「がんばれ」と言われても、「人ごとだと思って」と逆にやる気をなくすかもしれません。
 そうならば、周りに何と言われようと、「自分にはできる」って思えることの方が大切なのかもしれません。

(2013.6.23)