6月2日のJ-CASTニュースです。
日本と北朝鮮がストックホルムで開いた外務省局長級協議で、北朝鮮側がすべての拉致被害者に関して再調査を行うことを約束した。政府認定の拉致被害者だけではなく、拉致の疑いが否定できない『特定失踪者』約700人も調査対象に含めるなど、これまでにない規模で調査が行われる。
ここでのポイントは、前回の調査が小泉政権の頃であり、2002年ですから、今から12年前です。
なぜ、12年間もの間、再調査ができず、今、できるのかです。
それは、北朝鮮にとって、安部総理が強いリーダーに見えるからなのです。
北朝鮮側としては、再調査によって、日本側から援助(お金)を引き出したい。
だからといって、弱いリーダーであれば、世論を説得できないので、引き出したい援助も手に入らない可能性があります。世論を説得できるリーダーだと、安部総理が、北朝鮮側に思えているのでしょう。
学級においての教師は、強いリーダーでなくてはいけないのは、今回のことと似ています。
教師が弱いリーダーであれば、様々な問題を相談しても、逆に悪化する可能性があります。強いリーダーの教師のもとで、学級は高まっていくのです。
(2014.6.8)