心臓の血液はどう流れる

 一昨日書いた6年理科の授業は、次の展開になりました。

1)「吸う息とはく息は同じか、ちがうか。」
2)ちがう理由を指名なしで発表。
3)はいた息(袋の中)を気体検知管で調べる。(酸素と二酸化炭素)
4)「心臓の血液はどう流れているか。」
5)右のプリント(小)に血液の流れを→にして書く。
6)右のプリント(A3)に、班で相談して血液の流れを→にして書く。
7)どの班が正しいか検討する。

 2の理由の中で、「ビニール袋の中で呼吸していたら苦しくなったから」が体験に基づいていてよかったです。
 改めて展開を書いてみると、7の後に、次の問いをするのがよさそうです。

8)「酸素の多い血液は、右・左どっちですか。」

 右の絵では、右の部屋(左心室)に、酸素の多い血液が入っています。
 左心室の壁(筋肉)が、右心室の壁より分厚いのは、酸素の多い血液を全身に流すためです。力を込めるところの筋肉は太くなるのです。

(2014.6.25)