久しぶりのプール指導

 1学期最後のプール。私も1学期で、今の3年生ともお別れするので、今日のプールの指導をさせていただくことになりました。
 次のような授業をしました。

《準備体操》
 ①腕振りや膝屈伸。クロールの真似など。
 ②魔法のボンド。手が膝について離れない。ブクブクパッの練習。
 ③け伸びの手の確認。(子どもがいい例。私が悪い例。)
 ④プールサイドで静かに待つ約束。(自由を増やすために。)
《プール》
 ⑤魔法のボンド。手を膝で5秒→7秒→10秒。
 ⑥魔法のボンド。手を頭で5秒→10秒。
 ⑦お地蔵さん。(交代で水をかけ合う。)
 ⑧たこ・いかチームで、タッチゲーム。
 ⑨とびこみ。10,9,8,7,…3,2,1,ピッーで、飛び込む。(5回くらい)
 ⑩クラゲ浮き→ダルマ浮き→大の字浮き。
 ⑪ぞう歩き→カニ歩き。
 ⑫イルカとび。
 ⑬け伸び。
 ⑭自分の好きな泳ぎ方。
 ⑮洗濯機→自由。

 今回、参考にした本は学校にあるので、今度、紹介します。
 準備体操の中で、今回指導することをいくつか事前指導しておきました。水の中に入ってしまうと、なかなか教師の指示が通らないので、事前指導は効果的だと思います。
 ダルマ浮きでは、次のように言いました。
『今から魔法の服を見ます。魔法の服の一番上のボタンはどこですか。』
 子ども達は、首の近くをしっかり指さします。
『ダルマ浮きをする時は、しっかりとボタンを見てください。』
 これも、本の中にあった実践の追試です。
 多少やりながら、私なりアレンジしたこともありました。
 例えば、たこチームがぞう歩きでプールの横を歩き、カニ歩きで戻っていく時、たいチームをプールの中に入れ、ぞう歩きをさせます。
『ぞうがカニを追いかけます。』
と、私は一言いうのです。すると、歩き方が早くなるのでした。

(1999.7.16)