読み・書き・計算の意義・効用

 落ち研大会の記念講演で、岸本裕史先生は、読み・書き・計算の意義・効用として、次の8項目をあげられました。

1.認識能力の基礎としての分析・総合(論理的説明)
2.世界を認識する過程
3.徳育的機能
4.抽象的思考の世界への離陸準備
5.ゆとりの活用
6.自己教育力の源泉
7.自立連帯
8.大脳の活性

 読み・書き・計算を習熟することで、上の8項目の力や効用があるというのです。ちょっとこじつけではないか、とも思えます。でも、ほんとに、読み・書き・計算を習熟させることができれば、上のような効用を実感できるのかもしれません。
 一つ一つについての詳しい考察は、いずれ、また。

(1999.7.25)