福田年宏氏は、「非行にはプロセスがある」と言います。
問題の芽→生活の乱れ・内面不全→非行(「こっち向いてくれ」の行動表現)
学校で、各学年とも「夏休みのくらし方」のプリントを作って配ります。
福田氏は、「どこの学年のプリントにも、「早寝早起きをしよう。」や「規則正しい生活をしよう」が入ってるはずです。」と、おっしゃいます。
生活習慣との戦いは、ずっと続く。
大人になってもです。そして、子どもの場合、まず生活習慣に乱れが起こり、その次に、非行が起こるわけです。
規則正しい生活ができるということは、決められたことが守れる、ということです。
早く寝ることができる、というのは、見たいテレビがあっても、それを我慢することができる、ということです。
ルールを守れない。我慢ができない。
だからこそ、非行してしまう、ということなのです。
(2000.7.12)