福田年宏氏の講演4

 親や大人は、子ども達をどう育てていけばいいのでしょうか。

大人が(子どものレベルに)降りていく努力をする。
[話す・聞く・叱る・ほめる・体験を共有する。]

「子どもは未熟な人格です。」そう、福田年宏氏は、言います。
 それゆえ、「子どもの話は、表現力がまずしくて、聞くに耐えない。」しかし、

子どもの話をとことん聞き尽くす(→子どもは幸せを感じる)。

「子どもは、自分を丸ごと知ってほしいのです。」と、福田氏。
 今、通知票の所見を考えているところです。
 こういう時期になって、つくづく私は、子ども達一人ひとりのことを見れてないな、と痛感するのです。
 ただ子どもを丸ごと知る、というのは、簡単なことではないようにも思います。 子どもは、相手が本当に信用できると心から思えるまで、自分の本音を出さないからです。(特に高学年は。)
 子どもを丸ごと知る努力は、夏休みにはできない、今するしかないですね。

(2000.7.13)