福田年宏氏の講演の中で、特に私にせまってきた言葉が2つあります。
子どもをお客様扱いしない。
教師はサービス業だ、という思いで、私は今まで仕事をしてきました。でも、6年生ぐらいになると、それではダメなのです。子どもが自ら進んで何かをし、自分で何かをつかむ。そして、それをサポートするのが、教師の役目なのです。
大人の避行が、子どもの非行を生み出す。
大人が、子どものかかえてる問題に対して、何も手を打たず、避けた行動をとることが、子どもの非行を生み出す、という意味です。
私自身、いろんなことを投げかけても、学級がうまくいかず、どうも避行してるようなところが、ありました。
「何をやったって、無駄なんだ。」という思いが、強いわけです。
でもそれでは、子どもの問題行動はなくならず、ますますエスカレートするだけなのです。やはり、立ち向かっていかなければいけないのです。
(2000.7.14)