AかBかというような二者択一のような問いを集中的な発問といいます。
2.メダカの卵とヒトの卵では、どちらが大きいか。
あるクラスでは、メダカ派が12人、ヒト派が18人です。
普通はヒトの方が大きいと思います。しかし、改めて問われることで、「もしかしたらメダカの方が大きいのでは」と考える子も出てくるのです。
《メダカ派の理由》
「先生の性格から考えて、メダカ。」
「メダカの方が大きそう。」
具体的な理由はありません。
《ヒト派の理由》
「ヒトのほうが体が大きいから。」
「人はいっぱいのさいぼうからできているから。」
こちらは、ちょっと説得力がありそうな理由です。
正解は、教科書に載っているのです。
メダカの卵は実物大で(約1mm)、ヒトは数字で(約0.2mm)と。(2004.5.27)