ここまで授業した後、メダカかヒトのどちらの誕生を学習するかを考えさせました。次のような形式を与えて書かせたのです。
わたし(ぼく)は、 の学習をしたいです。
その理由は、 つあります。
1つ目は、
2つ目は、
…
だから、わたし(ぼく)は、 の学習がしたいです。
「理由の数が多い方を学習します。」
単なる希望の人数ではありません。理由の数の合計で決めるのです。
理由をたくさん書けるというのは、その学習への意欲が高いということです。
その意欲を評価するのです。
いくつか、理由のみを紹介します。
《メダカ派》
・1つ目は、ヒトは、自分たちのことだからちょっとはしっているから。
2つ目は、ヒトのことは、テレビでもやってるけれど、メダカは、あんま りテレビでやっていないから。
・1つ目は、かわいいから。
2つ目は、せっかく教室でメダカをかっているから。
3つ目は、メダカのことを知りたいから。
4つ目は、メダカが卵から生まれるところを見たいから。
《ヒト派》
・1つ目は、自分はヒトだから、自分の事がもっとしりたいからです。
2つ目は、ヒトのことをしってた方が、なんとなくいいとおもうからです。
・1つ目は、自分がどういうふうに生まれたのか?
2つ目は、どうして女の人しか子供を生むのか?
3つ目は、子供が生まれる人と生まれない人がいるのか?
4つ目は、なぜ、大人の女の人しか生まれないのか?
(子供は赤ちゃんを生めないのか)
5つ目は、しょう来のために?
6つ目は、なぜ、母さんのへそと赤ちゃんのへそがつながっているのか?
クラスによって、ヒト派が多かったり、メダカ派が多かったりしました。(2004.5.28)