社会科では、農業の学習をしています。
吉田高志先生の「これからの日本の農業」というHPを使って、授業をしています。だいたいの流れは次のようになっています。
①米10kgの値段を予想して、調べる。
②1日に食べるお米の量(180g)から1日に食べるお米の金額を算定する。
③米を作る仕事を考える。
④米作りが儲かるにはどうしたらいいか仮説を立てる。
⑤その仮説の証拠を教科書や資料集から探し出す。
①から④の過程の中で、「米作りはあまり儲からない」ということに気付く必要があります。
大阪書籍の教科書には、田所さんという農業家の収入と支出の内わけが載っています。
収入1171万円の内、米の売り上げは62.2%で約728万円。支出の中の米の生産費は51.4%で約602万円。とすると儲けは、126万円。1ヶ月に換算すると、月給10万5千円ということになるのです。(儲かりませんね。)
(2002.7.5)