今日、シニア体験をしました。
視野狭窄体験の眼鏡と手袋をして、次のようなことをします。
①お金を出す。(180円)
②お箸で豆をつまんで、移動させる。
③お話を聞いて、メモする。(耳栓もする。)
④メモした紙に糊をつけて台紙に貼る。
腕に重りを巻き、肘にサポーターをつけて、荷物の上げ下ろしもします。
極めつけは、白内障の眼鏡・重りつきのチョッキ・肘のサポーター・腕の重り・膝のサポーター・足の重り・杖で、校内を歩くのです。
子ども達の感想をいくつか紹介します。
・体が動きにくいし目も見えにくい。お年よりはこんなに苦労してるとは知らなかった。
・ずっと前おじいちゃんがあるくのがおそかったのではやく!と言いました。その時、おじいちゃんは、今日体けんしたことのようにつらかったと思います。その時のことをはんせいしています。
道でおばあちゃんが、たぶん子どもに、にもつおもたいからもって、と言ってたけど、おばあちゃんの子どもは、むししてさっさと行っていた。
私はおばあちゃんの子どもに、おばあちゃんのつらさをかんがえろ、と思いました。
お年よりの人はとてもつらいんだな、と思いました。
・年をとっていくとじぶんたちがかんたんなことがとてもしんどい。
・お年寄りは、「たいへんだなぁ。」と思った。年をとると、どんどん不自由な体になってくる。横にだれかがいないと、ほんとうに、何もできない。
・おとしよりはすごくたいへんだなぁとおもった。
おとしよりは、それでもがんばっているからすごいと思った。少しおとしよりの気持ちがわかった。くろうしているんだなぁと思った。
わたしはお年寄りのことをわるいように見てたけど、ほんとうにすごいと思った。思ったよりすごくこわかったしおもかった。あんなにおもいとはおもわなかった。
のぼりくだりがこわかったしおちそうだった。かえってきたらいきがきれてた。
なぜあんなにおもいのにお年寄りはあるけるのかなぁと思った。
体験するから気付けることって、あると思います。
お年寄りが数歩歩いて立ち止まる姿の意味がわかるかもしれませんね。
(2003.7.2)