「プールの中で、すわっておじぎをしなさい。」
同学年の先生が、プール指導で言った指示です。
数回、もぐらせた後、この指示を出したのです。
「失礼なおじぎをするやつがいるなぁ。」
これで笑いが起きます。
また、「ちゃんと正座して、おじぎをしなさい」という隠れ指示でもあります。 一方、私はというと、たんに指示をくり返しているだけです。
指示と指示が連続は、知的ではありません。
一つの指示を補強するような声がけ、みたいなものがいるようです。
算数で、簡単な問題を次々出していく時に、
「今度のは難しいぞ。」
「これはできないだろうな。」
というような合いの手を入れることが必要なのです。
指示→評価・評定→合いの手→指示→
合いの手…歌や踊りの調子に合せて間に入れる掛け声や手拍子。(広辞苑)
(2003.7.9)