はやしの例会の中で、原田さんが次のような発問をされました。
「プラスチックについて知っていることを書いてください。」
これは、まさに拡散的発問です。
私は、「石油で作られている。」「軽い。」「プラモデルが作られている。」「プラスと関係あるのか。」というようなことを書きました。
その後、みんなの書いたものを発表していきました。
「トレイとかに使われる。」
「分別回収される。」
他の人の発表を聴きながら、「なるほど、そうだよなぁ。」と、私は感心しました。そして、改めて、拡散的発問をすばらしさを実感したのです。
自分の思いつかなかったことを友だちが言ってくれることで、自分が賢くなっていく、というのが実感できたのです。
「プラスチックを使うのは、よいことでしょうか。悪いことでしょうか。」
原田さんの次の発問です。
これはまさに、集中的発問です。
拡散的発問と集中的発問さえあれば、ちゃんとした授業になるものだなぁ、と改めて思ったのでした。
(2005.7.17)