必要のない区別は差別か

 校内で、人権教育研修会がありました。
「必要のない区別は、差別である。」
 最後に、講師の先生が話された言葉です。人権関係の宣言にあるそうです。
 今回のお話は、レズビアン・ゲイ・性同一性障害などを扱ったものです。
 女性しか好きになれない女性(レズビアン)、男性しか好きになれない男性(ゲイ)、好きになるのに性別を問わない人(バイセクシャル)、体と心が反対の人(性同一性障害)などが、受け入れられる社会を作る必要性を話されました。
 ビデオの中で、実際に、上記の人たちの生の声が聞こえたのがよかったです。
 社会、特に日本社会は、異質なものを排除する傾向にあります。
 逆にいえば、異質なものを排除することで、集団としてのまとまりを維持してきたともいえます。
 違うことを許容するには、広い心がいります。その広い心をもつために、世の中にはいろんな人がいて、いろんな思いを持っているということの理解も必要です。社会を統率したい人にとっては、いろんな思いを許容していくのは、とても大変なことです。それゆえ、一つの型にはめてしまうようになるわけです。
 多くの先生は、子どもたちを男女関係なく「さん」づけで呼びます。でも私は未だに「さん」「くん」で呼んでいます。これは必要のない区別なのでしょうか。

(2011.7.26)